歴史や文化を重んじ、今なお語り継がれる伝統や、世界遺産も存在する大自然の一部をご紹介します。
記事:崔 わか奈
写真:
岐阜県観光連盟
急こう配の藁ぶき屋根が手のひらを合わせたような形に見える合掌造りの家屋が建ち並び、伝統的な農村生活が今でも受け継がれている集落です。
ユネスコ世界文化遺産にも登録されていて、多くの観光客が訪れ昔話の絵本にでてくるようなのどかな田園風景を魅了しています。
岐阜城
標高329mの金崋山山頂に位置し岩山の上にそびえる岐阜城は、難攻不落の城としても知られ『美濃を制すものは天下を制す』と言われるほどでした。
織田信長がこの城を攻略、城主となり、地名を「岐阜」に、「稲葉山城」を「岐阜城」に改めたといわれています。
長良川の鵜飼
鵜飼とは鵜を使ってアユを獲る漁法のひとつです。鵜匠と鵜が一体となって繰り広げる古典漁法「鵜飼」は、現在を忘れ千古の昔にタイムスリップしたような幽玄の世界へと誘います。毎年5月11日~10月15日までの期間中、中秋の名月と増水時を除いて毎夜行われます。
関ヶ原鍾乳洞
夏は涼しく冬は暖かい鍾乳洞内の気温は15℃。鍾乳洞内は鍾乳石だけでなく湧き出る清水にはニジマスがおよぎ古生代の化石がいっぱいです。入口から出口までは518mで所有時間約20分です。
落合の石畳
落合宿と馬籠宿の間は急峻な坂道でこの急な坂の通行の便を図り、また大雨による道のぬかるみを防ぐために、自然石を敷きつめて整備されたのが石畳です。一部が岐阜県指定史跡になっています。
かまくらまつり
囲炉裏のあるかまくらや、かまくらバー等など、大小さまざまな「かまくら」が立ち並びます。ライトアップされたかまくらは幻想的な雰囲気に包まれます。
奥美濃カレー
郡上市の豊かな自然の中で育まれた水や野菜・肉などを使い、代々伝わる郡上味噌が隠し味として使われています。
岐阜のグルメとなりつつある奥美濃カレーは、郡上市の各飲食店で味わうことができます。